ルイ15世スタイルのアームチェア 一対
Antiquités Christophe Rochet — Villeurbanne
67 点の作品が見つかりました
クラポー・アームチェアは、19世紀フランスを代表する座り心地重視の一人掛け椅子です。座面が低く、丸みを帯びた包み込むような背もたれ、そして贅沢なキャピトネ(ボタン留め)仕上げが特徴で、その愛らしくずんぐりとした姿が「ヒキガエル(crapaud)」という愛称の由来となっています。ナポレオン3世時代(1850〜1870年代)に花開いたこのスタイルは、ベルベットやシルク、レザーなどの上質な生地と、ウォールナットやマホガニーの猫脚を組み合わせた優雅な佇まいが魅力です。
こちらでは、認定プロアンティーク商が出品するアンティーク・アームチェアとシーティングの厳選コレクションをご覧いただけます。
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Au Réveil Du Temps — Saint-Nabord
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クラポー・アームチェアの真贋を見極めるには、まず脚部の確認から始めましょう。本物の19世紀製品は、ウォールナット・マホガニー・黒染め木材などの無垢材を手轆轤(てろくろ)で挽いた脚を持ち、真鍮または磁器製のキャスターが付いていることが多いです。フレームはブナ材の無垢材で組まれ、ほぞ組み(テノン&モーティス)による接合が基本です。現代的なネジが見当たらない場合は、19世紀の職人仕事である証拠のひとつとなります。
キャピトネ仕上げはクラポーの真髄です。ダイヤモンド型のタフティングが均一に並び、ボタンの深さが揃っているかを確認してください。時代物のベルベット、モアレシルク、型押しレザーが残っていれば価値は大きく高まります。張り替えが施されていても、構造材と脚部が無傷であれば問題ありません。ただし、脚部の塗り直しがひび割れや補修箇所を隠していないか注意が必要です。専門の椅子張り職人によるキャピトネ張りアンティークチェアの修復は、適切に行われれば価値を損ないません。
価格の目安として、状態の良いベルベット張りのモデルは30,000〜90,000円程度、磁器製キャスターや当時の生地が残る特に優れた一脚は150,000円以上になることもあります。希少なシルク刺繍やレザー張りのモデルはさらに高値がつく傾向があります。購入前には必ずフレーム底部や脚部の写真を販売者に依頼し、スプリングの状態も確認しましょう。隣接するスタイルにご興味があれば、ナポレオン3世時代のベルベット張りアームチェアもあわせてご覧ください。
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