19世紀のワードローブ
Au Réveil Du Temps — Saint-Nabord
3 点の作品が見つかりました
18世紀から20世紀初頭にかけてフランス各地の農村で作られたアンティーク松材アルモワールは、地方の職人技が凝縮された家具です。スコッチパインやランド産松など無垢松材を用い、モールディングパネル、鍛鉄製の金具、蜂蜜色からキャラメル色へと深まる自然な経年美が特徴です。ノルマンディー、ブルターニュ、アルザス、アルプス地方など、各地方が独自の装飾様式を育んできました。樹種を問わず幅広くお探しの方は、アンティーク アルモワール全般のコレクションもあわせてご覧ください。
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アンティーク松材アルモワールの真贋を見極めるには、まず木材そのものを観察してください。本物の古い松材は、自然に形成された黄金色から琥珀色の艶を持ち、節が木目に馴染み、人工的な均一さがありません。内部の框組みに手作業による「ほぞ・ほぞ穴」の接合が見られれば、工業化以前の職人仕事の証です。化学的な剥離処理によって均一な色に仕上げられた個体は、本来の風合いが失われており価値が下がります。
特に人気が高いのは、ノルマンディー産の松材アルモワールで、二枚扉に特徴的なモールディング装飾が施されています。一方、アルザスの彩色松材アルモワールは多彩な花柄模様が描かれ、民俗芸術の傑作として高く評価されています。価格の目安としては、シンプルな農村タイプで状態の良いものが30万〜80万円程度、地方様式が明確で鍛鉄金具と艶が保たれた優品は100万〜300万円以上になることもあります。
購入前には必ずパネルの状態(大きなひび割れや浮きがないか)、蝶番・掛け金の堅牢さ、扉の歪みを確認してください。くさびの補強や接合部の補修といった経年相応の修復は通常の範囲内であり、素材を尊重した修復であれば価値に影響しません。ただし、全面的な剥離処理や現代的な金具への交換は必ず申告されるべき事項であり、価格交渉の材料となります。田舎風インテリアをトータルでお探しの方は、アンティーク キッチン用品のコレクションも参考になります。
Antiquités en Franceに掲載されているすべての無垢松材アルモワールは、認定プロアンティーク商が出品しており、真贋と来歴が保証されています。追加写真、正確な寸法、個別アドバイスについては、各出品者に直接お問い合わせください。